文法をおざなりにしてはいけない理由

・「結局、語学ったってコトバなんだから文法なんてどうでもいいっしょ!」
・「文法ってそんなに必要?」
・「文法重視するから話そうとしなくなるんじゃないの?」

と思っていませんか?

どうもFussです。


実は、文法めちゃくちゃ大事ですよ!!!



なぜなら他ならぬ僕自身が、かつて上記のような考え方をしていた人間であり、
なおかつ今、文法の重要性を痛感しているからです。



本記事ではそのような方にも語学学習の上で文法を学ぶ重要性についての理解が深まる記事になっています。

現在外国語の勉強を頑張っている方をはじめ、これから頑張ろうとしている方にも、そうでない方も、必見です!

はじめに

先ほどこういったツイートをしました。

ちなみに僕はこの人(巷では自己防衛おじさんといわれている)のこの言い方すごい好きで。(笑)
参考にさせていただきました(^-^;

では、
このツイートをもとに、文法がなぜ軽視されてはいけないのかを解説していきたいと思います。

僕が文法をそれほど重視しなかった理由

話は高校時代まで遡ります。

当時の僕はセンター試験で英語で高得点を取るにはどうしたらいいかなと考えていました。

センター試験の配点は、前半の文法問題よりも後半の長文読解問題の方が配点が高めでした。

なので、発音問題と文法はほどほどにして、勉強時間においても試験時間においても長文に時間を割くようにしていました。

それが、センター攻略法だと思ってやってました。

でも僕の英語の点数はそこまで上がらず、
模試でも常に6~7割を行ったり来たりしていました。

それでも本番までにはきっと点数が上がると信じてやってました。

ところが、フタを開けてみれば、
7割を切る
というあまりにも不甲斐ない結果でした。

ここが一回目のきっかけです。
「文法はやはり軽視すべきではなかったのでは?」という疑問を持つきっかけ。

ですが、僕の違和感はきちんと働いたにもかかわらず
大学に入ってからも、僕はそれを無視し続けていました。

「いや、別に文法的に間違ってても伝わるじゃん。」
と思ってました。

もちろんこれは当たってます。そうじゃない場合もあれど、向こうに理解の姿勢があれば多少文法がミスってた言い方だったとしても、伝わるし相手も理解してくれます。

ただし、そのことと、
文法があやふやのままで放置して良いこと

とは全く違います。

ではなぜそれではいけないのか?

一言で言うと、文法を軽視すること=「外国語の上達をあきらめること」と同義だと思います。

文法に手を付けない限り、私たちはずーーーっと間違った言い方をし続けることになります。間違いに気づかないし、気づこうともしていないからです。

たとえば、その国に移り住んで長く移住したとしましょう。
おそらく、そこそこになることはあっても一定のラインから上に行くことは無いでしょう。

もしかしたら仕事でその言語を使うかもしれない。
もしかしたらその国の人と結婚してるかもしれない。

でも、その人たちとは同じようなことしか普段言わないし、多少間違ってても伝われば指摘してこないでしょう。

それゆえ、 文法を軽視すること=「外国語の上達をあきらめること」と同義だといったわけです。

文法を勉強しないとどうなる?

文章が読めない

これが一番大きいです。文法がわかってないと、テクストを正しく読めません。
どういうことかというと、例えばこういう時に困ります。

The author wrote the novel was her best friend.

her best friendが指すのは?

⇒正解はthe novelです。
「その作者はその小説が彼女の親友だと記した。」が正しい訳です。

「その小説を書いた作者は彼女の親友だ」と訳している人(the author とwroteの間に関係代名詞whoが省略されてると思っている人)は、

the authorと答えてしまいます。(ほかならぬ僕です。すいません。)


こういう風な文があった時、
例えば省略して良いパターンの関係代名詞と省略不可な関係代名詞の違いが分かっていなければ、正しく読むことができません。

ここで誤解が生じるとその後のテクストを読み進めていく際に混乱が生じるかもしれません。

何となく読める文だったとしても、文法がきちんと理解できていないきちんと正しくは読めません。

話しても伝わらない

あまりに派手に文法をミスってると、さすがに伝わりません。

伝わればいいと思っているかもしれないですが、喋っててる内にいつか正しくなると思ってるその文法のミスは意識して勉強しない限りずっと間違い続けます。

単語が覚えられない

文法はいわば使ってる言葉にルールや一定の法則を見出そうとしたものであるから、単語を覚える際にも便利です。

単語の語尾に一定の法則を見つけると単語が覚えやすくなります。
詳しくはコチラ↓
https://fussfussfussfussfuss.com/lerning-words

まとめ


文法っていうのは、ネイティヴの幼児が数年かけて感覚的に数年かけて吸収する知識や法則をもっと短期間で習得できるようにまとめたルールブックみたいなものです。それを軽視していては改善する訳がないですよね。だから、文法は外国語習得をする上では避けて通れないということになります。

まとめ▼・文法はきちんとした外国語を身につけたいのなら避けて通れない道
・いつか直ると思っているその間違いは、実際は勉強しないと直らない
・いつかやるなら今からやろう

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